英国のウィリアム王子は、唾液サンプルにより英連邦で最も人口の多い国(インドのこと)との直系の血統が明らかになり、インド人のルーツを持つことが証明された英国初の王になると、タイムズ誌が6月14日に報道した。エジンバラ大学の研究者らによると、王位継承順位2番目(のウィリアム王子)のサンプルから取り出したDNAは、インド人の血が少なくとも半分入っていたと今では知られる女性のDNAとのつながりがあったという。ウィリアム王子の7代前の祖先に当たるEliza Kewarkという女性は以前はアルメニア人だと考えられていたが、女系によって受け継がれてきたDNAによって、彼女には少なくとも半分インド人の血が入っていたことが明らかになったと、タイムズ誌は伝えた。