高レベルの大気汚染にさらされていた妊婦は、(将来的に)自閉症になる子どもを出産する可能性が高かったと、米国の研究が6月18日に発表した。
このデータは、116,430人の看護士を対象とした大規模な調査を元にした。研究者らは、自閉症の子どもがいる325人の女性と、この障害(自閉症のこと)をもたない子どものいる22,000人の女性を分けた。分析により、大気中のディーゼル微粒子のレベルが高い地域に住んでいた女性は、そのレベルが低い場所に住んでいた女性に比べて、子どもが自閉症である確率が2倍高いことがわかった。