印刷用に全て表示指で鳴らすパチンという音と、散らばったマイク数本、コンピュータのアルゴリズムさえあれば、部屋の正確な3Dマップが作製できると、スイスと米国の研究者らが6月17日に発表した。
彼らの手法は、音の反響の距離を計測し、大学の教室と大聖堂の小部屋のマップを作製した。「我々のソフトウェアは、数ミリの誤差という精度で、単純で凹凸のある部屋の3Dマップを構築することができる」とスイス連邦工科大学ローザンヌ校の博士課程の学生で、(研究論文の)主執筆者であるIvan Dokmanic氏は述べた。