JR東日本は6月17日、iPadのテレビ電話アプリを使った手話通訳サービスを東京で試験導入した。
そのアプリで乗客は、iPadを介してコールセンターのオペレーターに手話で質問をすることができる。するとオペレーターがJRの案内スタッフに口頭でその質問を伝え、その後、オペレーターは案内係の回答を乗客に手話で返事をする。
試験サービスは、東京、品川、上野、池袋、新宿、渋谷、秋葉原の7つのJRの駅にある12のインフォメーションブースで利用できる。利用可能時間は9時から5時までで、JR東日本がサービスの延長を検討するまでの来年3月までとなる。
JR東日本は、そのシステムは英語、中国語、韓国語を話せるオペレーターにつなぐことで、外国人の乗客とのコミュニケーションにも使われるだろうと述べた。