西武ホールディングスの株主たちは6月25日、大株主のサーベラス・キャピタル・マネジメントLPが提案した取締役候補者名簿を否決した。西武ホールディングスを再上場する計画に影響を与えようとしたと見られる。
そのアメリカの民間株式ファンド(サーベラスのこと)は、元アメリカ副大統領のダン・クウェール氏など8人を取締役に推薦した。一方、西武電鉄とホテルグループは評論家の大宅映子氏など4人を提案した。
3月末時点で西武グループの株の32..44%を保有しているサーベラスは、その計画に必要な票を集めることができなかった。