6月23日、米国に本社を置くコーヒーチェーン大手スターバックスは、国会議員や消費者から納税を回避しているとの反発を受け、英国の法人税500万ポンド(7億6000万円)を納付し、来年までにさらに1500万ポンド(23億円)を納付すると発表した。スターバックスは、英国ではいまだに採算が取れておらず、同国で売り上げの上がっていない店舗を閉じることを検討していると主張しているが、そうした中での動きだった。
スターバックスは昨年、2009年から2012年にかけての英国での売上4億ポンド(610億円)に対する法人税を支払っていないと認めている。