7月8日にテレビ放送で発表された公式な政府報告書によると、アルカイダの創始者、ビンラディン容疑者がパキスタンで気付かれずに9年間潜伏できたのは、パキスタン政府のほとんど全てのレベルにおける驚くべき規模の怠慢や無能さが原因だという。
336ページにわたる報告書は、2011年5月にパキスタンでビンラディン容疑者を殺害した米国の秘密の襲撃を調査する任務を負った委員会によって作成された。情報の出元は不明だが、テレビ局(アルジャジーラのこと)にリークされた後、アルジャジーラはこの報告書を自らのウェブサイトに発表した。