昨年パキスタンでタリバンに銃撃された教育活動家のマララ・ユスフザイさんは、7月12日、16才の誕生日を国連の国際舞台で祝った。
マララさんは銃撃以来初めて演説に呼ばれた。国連初の青年総会で、100カ国以上から集まったおよそ1000人の若いリーダーを前に演説をした。
「本とペンを手に取りましょう。それは私たちの最も強力な武器なのです」とマララさんは促した。
「彼らは銃弾が私たちを黙らせると思ったのでしょう。しかし、それには失敗しました。沈黙の中から何千という声が上がったのです。テロリストは私たちの目的を変え、志をくじけると思ったのでしょう。しかし、弱さと恐れと絶望が消え、強さと力と勇気が生まれたこと以外、私の人生は何も変わっていません」とマララさんは述べた。