オーストラリアの毒を持つオオヒキガエルが同国固有の小型ワニの生息数を激減させていると、研究者たちが報告している。
川上の崖に生息するこのひどいカエルによる影響を研究しているチャールズ・ダーウィン大学の研究チームは、このカエルがやって来た後に、小型の淡水ワニ(オーストラリアワニのこと)の「著しい減少」が起きたことを発見した。
オーストラリアワニは得られる食の不足によって発育を阻害されていると考えられており、このワニはオオヒキガエルが現れるとそれらを貪り食い始めたと研究者たちは考えている。オーストラリアワニは最大2メートルまで成長し、これは他の淡水ワニの半分の大きさである。