ユタ州の研究者らは7月17日、北アメリカ大陸が2つに分かれていた約7600万年前に生息していた新種の恐竜を発見したと発表した。
その恐竜はナスートケラトプス・ティトゥシという名で、体長4.5メートル、体重2.5トンまで成長する体の幅が大きい草食の恐竜だと、米ユタ自然史博物館の広報担当者パッティ・カーペンターさんは述べた。
大きな鼻と、目の上に長くて曲がった角があるので、他の種とは異なると考えられている。また、鼻の上に低くて狭い刀のような角がある。
その恐竜の骨は、2006年にユタ大学の大学院生エリック・ランドさんが発見した。標本がユタ大学の博物館に展示されている。ランドさんは、研究者のマーク・ローウェンさん、アンドリュー・ファークさん、キャサリン・クレイトンさんと共同でその研究を執筆した。