7月23日、アルカイダのイラク支部は、バグダッドの郊外にある、厳重に警備された刑務所2ヶ所への襲撃を認める犯行声明を出した。この襲撃により、数十人が殺害され、アルカイダのメンバー数人を含む数百人が脱獄した。
「イラク・レバント(地中海東部沿岸地方)のイスラム国」というアルカイダのイラク支部の名前で出された声明は、オンライン上の聖戦士のフォーラムに掲載された。これ(声明)によると、数ヶ月にわたる計画により、7月21日の夜に開始されたアブグレイブ刑務所とタジ刑務所に対する極めて組織的な襲撃が実行されたという。
4月以降、イラクでは暴力事件が急増している。