コロンボで計画されている数百万ドル規模のカジノは、アジアにおけるギャンブルの新しい人気スポットになるというスリランカの野心的な期待を後押しした。同国政府は、スリランカのジョン・キール・ホールディングスに対して、8億5000万ドル(850億円)の「混合開発(mixed development)」の許可を与えた。「混合開発」とは、ギャンブルを含む娯楽拠点の婉曲表現だ。この島国最大の複合グループで、ホテルの所有権を持つジョン・キールは、詳細を発表していないが、業界関係者らによると、まだ明かされていない外国のパートナーと共同でのカジノが含まれる予定だという。政府関係者らは、このプロジェクトが数千人の雇用を創出し、大金を賭けるギャンブラーを呼び込むことを強調した。