8月6日、米軍は日本の要求に応じ、沖縄での墜落の原因が究明されるまでHH60ヘリコプターの飛行を停止すると発表した。
安倍晋三首相は、米国による広島への原爆投下から68年目を迎える式典に出席した後、安全が妥協されるべきではないと述べた。
「地元の住民の安全を第一にするのが重要だ。安全に対して最大限に配慮するよう、米国側に求めたい」と、同首相は広島での記者会見で述べた。
米軍の嘉手納基地は同日、これに先立って声明を出し、沖縄本島中部に位置するキャンプ・ハンセンの墜落現場で遺体が発見されたと述べた。救難隊の一部であるこのヘリコプターには、乗員が4人いたとされている。3人は命に別条はない状態だと、嘉手納基地による声明が伝えた。
8月5日の墜落事故は、山あいの地域で発生し、伝えられるところによると、ここは最も近い住宅地から約2キロ離れている。
8月5日と6日に米軍のヘリコプターがこの地域で水を放出しているのが目撃され、米軍の消防車や救急車がキャンプ・ハンセンのゲートの一つで観察された。