政府の諮問機関は8月1日、日本国内の中高生約10万人に調査した結果、その8.1%が「ネット依存症」であると発表した。調査結果に基づき、厚生労働省下の諮問委員会はネット依存症にかかっている生徒数を約51万8千人と推定した。ネット依存症になると、睡眠障害などといった健康上の問題にもつながる。調査は昨年の10月と今年3月に行なわれた。
調査では生徒に8つの質問をし、質問項目には、インターネットの使用時間を延ばす必要があると感じたことがあるか、インターネットの使用をやめられなくなったことがあるか、インターネット使用のせいで家族や友人と良好な関係を維持するのが難しくなったことがあるか、などが含まれた。
調査チームは、23.2%の生徒が寝付きが悪いと回答し、15.6%が夜中に目が覚めると回答していることがわかった。