8月22日、不況にあえぐスペインは、7月に同国を訪れた観光客数が過去最高に達したと発表した。7月に、合計790万人の国外からの観光客がスペインを訪れ、昨年同月比で2.9%増となったことを政府の統計が示した。最も著しく増加を記録したのは、北欧諸国のデンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンや、英国及びロシアだった。
この増加についての説明はなかったが、エジプトやトルコの競合市場が政治的な不安定に直面している期間中でのことだった。国内、及び海外からの観光は、スペインの経済の約11%を占めている。