印刷用に全て表示農作物に被害を与える虫、バクテリア、菌、ウイルスは、地球温暖化の影響で毎年約3キロ(地球の)極へ向かっていると、ある研究が9月1日に発表した。
英国のエクセター大学の研究チームは、2つの巨大なデータベースを徹底的にチェックし、作物の害虫612種類が最初に記録された緯度と日付を図で示した。1960年以降、これらの害虫は年間にして約2.7キロの速度で北、あるいは南に向かっている。
こうした害虫は、より高い気温やそれがもたらすその地域の天候への影響によって生息が可能になる土地に向かっている。