米航空宇宙局(NASA)の探査機「キュリオシティー」によって分析された、火星で初めてすくった土には約2%の水分が含まれており、この赤い惑星をいつか探索するかもしれない人間のための水分をとるという希望がもたらされた、と科学者たちは9月26日に発表された研究において述べた。
「火星は非常に乾燥した砂漠だと見ていた。これは地球の土に含まれるほど多くの水分ではないが」、とはいえ「十分な量だ」とこの研究の主著者であるローリー・レシン氏は述べた。
1立方フィート(28.3リットル)の土から、「おそらく数パイント(1パイントは0.47リットル)の水が得られる」とレシン氏は述べた。