ロンドンの大英博物館で10月3日、春画展が始まった。
1600年から1900年に及ぶ合計170点の絵画、版画、書籍の挿絵が来年初めまで展示されている。
大英博物館のティモシー・クラーク日本部門長は、19世紀後半から20世紀にかけて春画は日本でタブーのようなものになっていて、今までのところこの種の芸術展は日本国内では組まれていないと語った。
春画は多くの機能を果たしていた。性の歓びとユーモアを与え、性行為の仕方を示すガイドでもあった。
大英博物館史上初めて、春画展には年齢制限を課している。16歳未満の入場には親の付き添いが必要となる。