10月14日、マレーシアの控訴裁判所は、イスラム教徒でない者が神を意味して「アラー」という言葉を使用することへの禁止を支持し、この禁止は自分たちの宗教的権利を侵害するというマレーシア人のキリスト教徒による申し立てを却下した。
「アラー」(という言葉)は、キリスト教の神を指してマレー語の聖書で一般的に用いられている。しかし、この言葉はイスラム教徒だけが使用できることを政府は主張し、この言葉がイスラム教徒でない者によって使用されるとイスラム京都が混乱する可能性があるとしている。
控訴裁判所の陪審団は、「アラー」(という言葉)の使用は「キリスト教の信仰と実践の不可欠な部分ではない」と述べた。