鳥取県南部町の農園で、全身が真っ白な珍しいタヌキが生きたまま捕獲された。
農家の奥山俊二さん(62)は、牛舎に仕掛けた罠に体長が40センチの動物(発見されたタヌキのこと)がいるのを10月15日に見つけたと述べた。そのタヌキは1歳未満の雌だと考えられている。
タヌキは通常、小高い森に暮らしているが、この動物(発見されたタヌキのこと)は、台風26号から避難するためか、牛の餌を食べるために、牛舎に侵入した可能性が最も高い。
南部町の野生動物観察指導員の桐原真希さんは、このタヌキの被毛は遺伝したものだろうと語った。
奥山さんは、そのタヌキの世話をしてくれる動物園などの施設を探している。
「寝ているときが特にかわいい。多くの人が見られるようになったら素晴らしい」と奥山さんは話した。