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2013年11月1日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
This week's OMG

Body of 5-meter sea creature found off California coast(p. 8)

体長5メートルの巨大深海魚、米西海岸に漂着

カリフォルニア南部の海岸沖でシュノーケリングをしていた海洋科学のインストラクターが、ファンタジー小説に出てきそうなものを発見した。体長5メートルのヘビのようなリュウグウツノカイの銀色の死骸である。

カタリナ島海洋研究所(CIMI)のジャスミン・サンタナさんは、この巨大な生き物を岸に引きずり上げるために15人以上の助けが必要だった。

同研究所のスタッフたちは、これを一生に一度の発見だと言っている。「私たちはこんなに大きな魚をかつて見たことがない」と、CIMIの航海訓練船「Tole Mour」の上級船長マーク・ウォーディントン氏は述べた。「私たちが最後に見たリュウグウノツカイは体長3フィート(90センチ)だった」

CIMIによると、リュウグウノツカイは水深900メートル以上まで潜り、この生き物が姿を現すのは珍しく、ほとんど研究されていないという。

この謎の多い魚は、自然の原因によって死んだと見られる。組織のサンプルやビデオ映像がカリフォルニア大学サンタバーバラ校に送られており、同校の生物学者たちによって研究される。

CIMIによると、リュウグウノツカイは15メートル以上に成長する可能性があり、深海の遠海魚で、世界で体長が最も大きな硬骨魚類だという。歴史上ずっと伝えられてきたシーサーペント(海の大蛇)はこの魚がもとになっていると見られる。

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