ノルウェーの小さな町リューカンの住民は、ついに光を見た。
その町は、険しい山々の間に位置するため、1年のうちほぼ6カ月間、通常は影に覆われている。
しかし10月30日に、冬の太陽からのかすかな光が、山に設置された17平方メートルの3枚の鏡のおかげで、町の市場が開かれる広場に初めて届いた。
太陽が雲から出てきて鏡に当たり、麓の喜んでいる子どもたちの顔を照らすと、サングラスをかけた群衆は喜んだ。
「温かい感じがします。平日、山の上に行く時間がないときは、1時間くらい外に出て顔にこの温かさを感じに来られるのは素敵です」と地元観光局のカリン・ローさんは話した。