オーストラリア連邦最高裁は10月30日、出張中にモーテルの一室で性行為をしているときに負傷した政府職員に対する労災認定を拒否した。
最高裁による4対1の判決では、この女性の雇用者は彼女に性行為をするよう仕向けたり促したりしておらず、したがって連邦政府の保険機関は彼女に補償を与える義務はないとした。下級裁判所では、この女性は就業期間内に負傷したのであり補償を受けるべきだとされていた。
法的理由によって身元を明らかにできないこの女性は、連邦政府の公務員を務めていた30代の頃、2007年にこの負傷で入院した。彼女とある男性が、モーテルで彼女が宿泊していた部屋で性行為をしている最中に、ベッドの上のガラスの照明器具が彼女の顔に落下し、鼻と口を負傷した。彼女はその後、うつに苦しみ、仕事を続けることができなかった。
エリック・アベッツ雇用相は、常識の勝利だとしてこの判決を称賛した。「従業員が権利の境界を広げようとするこのような例は非常に憂慮すべきことであり、最高裁の介入は歓迎する」と同雇用相は述べた。