国際教育研究所が発表した報告書によると、米大学で学ぶ日本人留学生数が減少している一方、中国人留学生が8年連続で増加したという。
2012年、米大学へ留学した中国人学生の数は、21.4%増加して235,598人に達し、日本人留学生数の12倍だった。日本人留学生は2%減少して19,568人となっている。日本は1994年から1999年に最も多く米国に留学生を送っていたが、急速な高齢化と、インドや中国、韓国からの留学生数の増加などの要因により、7位に転落していると、その報告書は述べている。
中国人留学生は2012-2013年度、米国内の全留学生の30%近くを占め、中国に続く3ヵ国のインド、韓国、サウジアラビアを合計した数を上回っている。