11月7日、米国の規制当局はマーガリンや冷凍ピザなどの加工食品に動脈を詰まらせるトランス脂肪酸を使用することを禁止する措置を講じ、部分的に硬化した油を食するのは安全ではないと述べた。米食品医薬品局(FDA)の提案は、加工食品メーカーがより安全な一価不飽和脂肪や多価不飽和脂肪を選ぶことを求めることで、心臓病や心疾患死を減らすことを目指している。FDAのマーガレット・ハンバーグ局長は、過去数十年間でトランス脂肪酸の消費は減ったが、米国人の「現在の摂取量はいまだに公衆衛生上の大きな問題」だと述べた。同局長によると、トランス脂肪酸を取り除くことにより、毎年さらに20,000件の心臓発作を予防できる可能性があるという。