皇太子妃雅子さまは50歳の誕生日である12月9日に文書による声明で、10年間対処しているストレスによる病を乗り越える努力を続けると誓った。「今年は公私にわたってできる限り務めを果たそうとしてきました。全快に向けて努力を続けます」と雅子さまは述べた。
皇太子妃は、今年の春にオランダのウィリアム・アレクサンダー王の戴冠式に出席するためオランダを訪問し、11年ぶりの海外訪問となった。
また、今年は福島県、岩手県、宮城県を訪れた。訪問は2011年3月の地震と津波で3県が被災してから2度目だった。被災者の気持ちに寄り添いながら「これからも復興に永く心を寄せていきたいと思います」と述べた。