書店やコンビニエンスストアチェーンに対し、人気のマンガシリーズとその関連商品を販売しないように長期にわたって圧力をかけようとしたとして、36歳の男が12月15日に逮捕された。
大阪在住の渡辺博史容疑者は、藤巻忠俊氏のマンガシリーズ『黒子のバスケ』への反対運動で、1年間に400通以上の脅迫状を小売業者やニュースメディアに送ったことを認めたと、警視庁は発表している。
渡辺容疑者は渋谷区の人気ショッピングエリア恵比寿ガーデンプレイス付近で追加の手紙を投函しようとしていたところで逮捕された。警察によると、渡辺容疑者は捜査員に対し、藤巻氏と個人的に面識はなかったが、藤巻氏のマンガの成功を妬んでいたと供述しているという。
この脅迫で、単行本や関連DVDを棚から下げる書店やコンビニエンスストアもあった。