多くのニュージーランド人にとって痛手となる可能性のある発見だが、研究者たちは、同国を象徴する鳥のキウィはオーストラリアから飛んできた祖先の子孫である可能性があることを発見した。
アデレードのフリンダース大学の古生物学者トレバー・ワージー氏によると、この飛べない鳥は長い間考えられていたように絶滅した巨大なモアから進化したのではないことをその化石が示しているという。そうではなく、南島で発見された2000年前に遡るキウィの子孫は、これとは別の飛べない巨大な鳥であるエミューにより近いと、同氏は述べた。エミューは、オーストラリアで今もよく見られる。