会話能力を持った初のロボット宇宙飛行士が宇宙飛行士の若田光一さんと国際宇宙ステーションで雑談した。
キロボの開発者によって12月20日に配信された映像は、キロボが宇宙ステーションで初のミッションを行ない、キロボの会話機能を試す実験の一環として日本語で若田さんと話す様子を示した。
若田さんはキロボに会えてうれしいと話し、そのロボットの話し相手(キロボのこと)に無重力状態にいるのはどんな感じかと尋ねた。「もう慣れたよ、全然問題ないよ」とキロボは答えた。
そのロボットは質問を処理し、持っている語彙の中から答えを組み立てる語を選ぶようにプログラムされている。
「人間とロボットの間で関係ができはじめる最初の段階を観察することができた。そのことは我々にとって最大の成功だったと思う」と、キロボの製作者高橋智隆さんは述べた。