木の実を食べることは、1万5,000年前の北アフリカの狩猟採集民が生存する助けになった可能性があるが、この行為は彼らの歯に悪影響を与えたと、研究者たちは1月6日に発表した。ナッツに含まれる発酵した炭水化物は虫歯を引き起こしたと、英国の科学者たちが率いた研究は述べた。今回の発見は、アフリカの狩猟採集民による木の実の収穫と貯蔵についての最も初期の証拠を提供し、モロッコのタフォラルトの洞窟で発見された何十個もの歯の化石を基にしている。歯の悩みは、もっと後、約1万年前の農耕文化で発生したと長年考えられてきた。しかし、この研究は、歯の問題はこれまで考えられてきたよりも前に生じたことを示唆している。