本田圭佑選手はセリエAでプレイし、背番号10のユニフォームを着るだろうということをかねてより分かっていた。
この日本のフォワード(本田選手のこと)は1月8日、CSKAモスクワからの自由移籍により3年半の契約にサインした後、ACミランの選手として発表された。
「いつか自分の夢が実現することが分かっていた」と本田選手は述べた。「12歳の時、いつか背番号10でセリエAでプレイするだろうと作文に書いた」
サンシーロ(ACミランのホームスタジアム)内での記者会見に、地元のメディアと共にたくさんの日本人ジャーナリストが押し掛けた。
元ACミランの監督である日本代表監督、アルベルト・ザッケローニ氏は、本田選手のイタリアへの移籍にエールを送った。
11位から抜け出せずにいるACミランは、本田選手が(シーズン)後半戦の急上昇に貢献することを期待している。
本田選手の契約は、シーズン当たり270万ユーロ(3億8,100万円)だと報道されている。
本田選手は、CSKAに所属している間、127試合で28得点のゴールを決めた。また、日本代表チームで試合に52回出場し、20得点を記録した。本田選手は、セリエAに出場する一握りの日本人選手の中で一番新しい例となり、中田英寿選手、中村俊輔選手、長友佑都選手に続く。長友選手は現在、ACミランと同じ都市のライバルであるインテルでフルバックを務めている。
1月12日、本田選手はサッスオーロ戦の後半でデビューし、後半38分にシュートをゴールポストに当てた。サッスオーロが4対3で勝利した。