警視庁は1月10日、2013年に警察が登録した殺人事件と殺人未遂事件の件数は前年比で8.8%減少し、戦後最低の939件だったと発表した。
刑法違反全体では4.4%減少して1320万件で11年連続の減少となり、窃盗件数は5.2%減少して98万6309件と、40年ぶりに100万件を下回った。
「ボランティアによる夜間のパトロールなど公共セクターと民間セクターでの防犯努力が功を奏した」と警視庁職員は述べた。
詐欺の件数は10.5%増加した。殺人以外の暴力犯罪では、強盗が9.0%減少した。しかし、性的暴行は13.7%増加、放火も5.7%増加した。刑法犯摘発率、すなわち通報された全ての犯罪に対して検挙された犯罪の割合は、1.9%ポイント減少して29.8%だった。