1月26日、フランスのエレクトロ・デュオ、ダフト・パンクがグラミー賞で大勝し、ラッパーのマックルモア&ライアン・ルイスが音楽バージョンのオスカー賞(グラミー賞のこと)で最優秀新人賞に選ばれ、同性婚を称賛した。
ヘルメットをかぶったダフト・パンク は誰もが欲しがる最優秀アルバム賞や最優秀レコード賞を含む4つの主要なトロフィーを持ち帰った。彼は、ロサンゼルスで開催された第56回グラミー賞で音楽業界の大物たちに最前列で踊ってもらい、大物たちはダフト・パンクのヒット曲「ゲット・ラッキー」を演奏した。
マックルモア&ライアン・ルイスは、33組のカップルが結婚するというこの夜で最も強烈な瞬間に演奏し、このシアトルの2人組(マックルモア&ライアン・ルイスのこと)は、同性愛者を擁護するラップ「セイム・ラブ」を演奏した。
ダフト・パンクは、同性愛や異性愛のカップルたちの集団結婚式について、彼らのソングライターであるポール・ウィリアムズ氏が読み上げたメッセージで「素晴らしい」と称賛した。ウィリアムズ氏は、『ランダム・アクセス・メモリーズ』で最優秀アルバム賞を一緒に獲得した。
「彼らが私に言わせたかったのは、グラミー賞と同じくらい優雅でおしゃれなのは、かつても今も、こうした素晴らしい結婚や同性愛を目にする瞬間だということです」と彼は述べ、万雷の拍手を受けた。
ダフト・パンクは、名誉のある最優秀アルバム賞と最優秀レコード賞に加えて、『ランダム・アクセス・メモリーズ』で最優秀ダンス/エレクトロニカアルバム賞、「ゲット・ラッキー」で最優秀デュオ/グループパフォーマンス賞、最優秀エンジニアアルバム(ノンクラシカル部門)を受賞した。
1月21日に政府が発表した調査によると、今年3月に卒業する大学生の4分の3以上が4月からの仕事が決まっており、(大卒内定率は)3年連続で上昇したという。
この調査によると、12月1日時点での大卒内定率は76.6%で、前年より1.6%ポイント上昇したが、世界金融危機が求人市場を落ち込ませる前の2008年に記録された80.5%を下回っている。
この調査は、厚生労働省と文部科学省によって、62の大学と20の短大で実施された。内定が決まっている男子学生は76.2%で前年から1.7ポイント上昇している。内定が決まっている女子学生は77.2%で1.6ポイント上昇した。
11月下旬の時点で、就職を希望している高校生のうち仕事が決まっている生徒は3.4%上昇して79.2%となり、4年連続の上昇となった。
ヤンキースのキャプテンのデレク・ジーターは、日本の田中将大投手がヤンキースの(投手の)ローテーションを大きく高めると述べた。
昨シーズンの日本のパシフィック・リーグで24勝0敗の成績を収めた後、田中投手は1月22日にニューヨークヤンキースと7年間で1億5500万ドル(161億円)の契約に合意した。
「野球の試合ではピッチングが大切だ」と1月24日にジーターは語り、「もしピッチングが素晴らしければ、勝ち目がある。私が聞いたこと全てから考えて、田中投手は我々のチームにとってかなりの戦力補強になる」と述べた。田中選手は楽天ゴールデンイーグルスに在籍して7シーズンで、99勝35敗、防御率2.30、1,315イニング中1,238奪三振だった。
ヤンキースが過去19年でプレーオフに出場できなかったのは(昨年を含めて)わずか2回で、その後、オフシーズン中にキャッチャーのブライアン・マッキャン選手と外野手のジャコビー・エルズベリー選手、カルロス・ベルトラン選手とも契約を結んでいる。
日本の公共放送局NHKの新会長は1月27日、戦時中の性奴隷に関する前言について後悔を表し、「極めて不適切だった」と評した。
1月25日、今後3年間の任期のスタートを飾る就任会見で、籾井勝人氏は、第二次世界大戦中に女性が性行為を強要された「慰安婦」制度は「現代の倫理観」では間違っていると考えられているだけだ、と述べた。
籾井会長は1月27日に、「あれは私が言うべきだったことではない」と述べて謝罪した。
日本オリンピック委員会と東京都は1月24日、2020年のオリンピックとパラリンピックの組織委員会を発足させ、森喜朗元首相が会長に就任した。
「2020年オリンピックの成功に向け、森首相のリーダーシップのもと、オールジャパン態勢で、準備を始めます」と日本オリンピック委員会の竹田恒和会長が都庁舎で報道陣に述べた。
委員会は準備と全体の運営を担当する。
2月8日にソチで行なわれる予定の、安倍晋三首相とロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談に向け、日本政府とロシア政府は最終調整を行なっていると、日本の政府関係者が述べた。
ロシア政府は会談のあとで特別に昼食会を持つことも検討していると、1月26日に日本の政府関係者は述べた。安部首相は、ソチの冬のオリンピックの開会式に2月7日に出席するため、ロシアに滞在する予定だ。
安部首相のソチ訪問は、日本がロシアとの関係に置く重要性を示すことを意図している。
国土交通省は、海外からの接続便に乗る客が持ち込む液体とゲル状物質についての持ち込み制限を緩和することを決定したと、国交省筋が述べた。
この規制緩和は、持ち込み荷物の制限緩和に向かう国際的な流れに則したものだ。持ち込み荷物の制限は、2006年に失敗に終わったテロ計画への対応として近年実施されていた。
方針の変更は、ワインから化粧水まで、さまざまな持ち込み物品に影響を与えるが、1月31日から施行される予定だと、国交省筋は述べた。
1月27日、米政府と主要なインターネット会社は、国家安全保障の調査においてインターネット企業が顧客情報を政府に提供するようにどれくらいの頻度で求められているかについて、これらの企業がより多くの情報を明らかにすることを許可する妥協を発表した。
司法省は、グーグル、マイクロソフト、ヤフー、フェイスブック、LinkedInとの間で、外国情報活動監視裁判所に先立って、これらの企業による法的な異議申し立てを解決するであろう合意を締結した。
1月25日、旗を振り、バナーを掲げ、「ワールドカップは開催しない」と繰り返し唱え、サンパウロで1,000人以上のデモ参加者が、今年ブラジルが主催するワールドカップに反対した。
「匿名のリオ」という反対グループは、自らのフェイスブックページで、「ワールドカップを中止する作戦(Operation Stop the World Cup)」について、このサッカー大会に反対する今年初めての行動だと呼んだ。
デモ参加者らは、サンパウロ美術館の前で約1時間集まり、その後、同市の別の場所に向かい、このトーナメントに反対するスローガンを唱えた。
タイ警察は1月27日、インドの自動車大手タタ・モーターズのイギリス人社長がバンコクの高級ホテルで転落したのは自殺ではないかとの疑いを発表した。
カール・スリム社長は1月26日、同社のタイの関連会社における取締役会に出席するためにタイに滞在していたときに死亡した。
タイ警察の法医学部長を務めるPornchai Sutheerakhun少将によると、スリム氏はホテルの22階の部屋から落下して死亡したという。
捜査当局は、家庭内の問題に触れた遺書が部屋の残されていたと指摘している。
フランスのフランソワ・オランド大統領は、同国のファーストレディーとの関係を解消したと、当局が1月25日に発表した。同大統領は女優と不倫していたとタブロイド紙によって報じられた2週間後のことだった。
匿名で話した大統領側近は、オランド氏がバレリー・トリルベレールさんとの7年にわたる関係に終止符を打ったことを認めた。
フランスの通信社AFP通信が最初に報じたところによると、オランド大統領は1月25日に、このジャーナリスト(トリルベレールさんのこと)との関係に「終止符を打ったことを明らかにする」と述べたという。
グーグルは1月16日、涙に含まれるブドウ糖のレベルを特定するコンタクトレンズを発表した。数百万人の糖尿病患者にとっての救済となる可能性がある。
消費者に届くまで少なくとも5年かかるこの試作品は、糖尿病患者の血糖値測定を、従来のように針で指先の血を取るよりも簡単で、また侵襲的でないようにするために企業が開発中のいくつかの医療機器のうちの一つである。そのレンズは、極小のブドウ糖センサーとワイヤレスの送信機を使って、世界に3億8,200万人いる糖尿病患者が血糖値をしっかりチェックし、薬の量を調整することに役立つ。
2014年にはヤフーへのモバイル端末からのアクセスがパソコンからのアクセスを上回るだろうと、(同社の)マリッサ・メイヤーCEOが1月22日にダボス世界経済フォーラムで述べた。「2014年は交差の年になるだろう」とメイヤー氏は話した。「今年の末には、パソコンからのアクセス量よりもモバイル端末のユーザーのほうが多くなるだろう。それに向けた準備をしておかねばならない」
昨年12月、ヤフーは米国のデスクトップ型コンピュータ(パソコンのこと)から訪問される最も人気のオンラインサイトだった。同社は、その中核的な事業を次第に重要性を増しつつあるスマートフォンの世界に切り替えるよう迫られてきた。
政府が1月27日に発表したところによると、日本は2013年に11兆4,700億円という過去最大の貿易赤字を計上した。円安とエネルギーの需要成長が輸入コストを押し上げ、輸出の急激な拡大(の影響)を小さくし、前年比で65.3%の増加となった。
前回の記録的な赤字は、2012年に形状した6兆9,400億円だったと、財務相が速報で述べた。
日本の最大の貿易相手国である中国への輸出は、9.7%増加して2013年には12兆6,300億円となる一方で、中国からの輸入は17.4%増加して記録的な17億6,500億円に達した。
スマートフォン市場は2013年に画期的なこととなり、10億台以上が出荷されたという調査結果が1月27日に発表された。市場調査・分析会社IDCの調査によると、サムスンは世界最大の業者としてのリードを広げ、売上高の31.3%を占め、アップルの15.3%を上回っている。業者は昨年、合計で10億400万台のスマートフォンを出荷した。
スマートフォンは、18億台という携帯電話全体の出荷数のうち55%の割合を占めた。「この膨大な量と協力な成長は、スマートフォンが2013年も引き続き人気であることを証明している」と、IDCのアナリスト、ラモン・ラマス氏は述べた。
1月27日、バッキンガム宮殿は、新しいお手伝いさんを募集する広告を出した。年間14,400ポンド(250万円)のポストに選ばれた志願者は、女王エリザベス2世のロンドンにある公式の住居で「質の高い掃除、宮殿内の見栄え、ゲストの対応」の責任を持つ。職務には、「ドライクリーニングの手配、宝飾品の手入れ、入浴の準備、必要であれば着替えの手伝い、お茶や朝食の手配」が含まれる。王室のページに掲載された広告によると、新しい従業員は王室メンバーの近くで業務を行うため、「守秘義務」が守れる人物でなければならないという。
「123456」という数字の連続は、インターネットユーザーの間で最もよくある最悪のパスワードとして躍り出たと、オンラインセキュリティ企業が発表した。スプラッシュデータは、毎年発表している「最悪のパスワード」リストを発表し、「password」(というパスワード)が初めて第1位の座を奪われたと述べた。第3位は「12345678」で、「qwerty」と「abc123」がそれぞれ4位と5位だった ?? また、「iloveyou」は2つランクを上げて第9位に入った。
スプラッシュデータはインターネット利用者に対し、「パスフレーズ」を選ぶことを勧めた ?? (「パスフレーズ」とは)「smiles_like_skip?」のように、覚えやすくてオンライン上の詐欺師が見破るのが難しいランダムで選んだ単語や数字や記号の集まりである。
1月27日に発表された米国の研究によると、性や生殖、妊娠や自身の生殖に関する健康に関する基本的事実について、女性は何も知らないことが多いという。
この調査は、エール大学によって、米国各地の18〜40歳の女性1,000人を対象にオンライン上で実施された。
「Fertility and Sterility(生殖能力と不妊)」誌に掲載された調査結果によると、妊娠の可能性を高めるには排卵後ではなく排卵前にセックスをする必要があると知っている人は全体の10%にとどまった。
体位によって妊娠の確率が高まると考えている人は全体の3分の1以上だった。
卵巣では常に新しい卵子が作られていると考えている人は全体の約40%に上った。
「こうした誤解は特に懸念すべきことであり、女性の出産がますます遅れている社会においてはとりわけそうである」と、エール大学の産科、婦人科、生殖科学の助教授であり(研究論文の)共同執筆者、ルブナ・パル氏は述べた。
30%の女性が、女性の健康の検診に行ったことがないか、あるいは行ったことはあっても年に1度よりも少ないと回答した。
5人に1人が、高齢になるにしたがって流産や不妊、胎児の異常を招く可能性が高まることを知らなかった。
毎年、世界中の学生が座って試験を受ける。試験の基本的な目的は、誰かの知識や能力を審査することだ。数学のテストでは、学生がどのくらい数学をよく理解しているかを確かめる。運転の試験では、どのくらい上手に車が運転できるかを確かめる。
テストには6つの基本タイプがある。1つは◯?式のテストだ。これは、文章から成り、T(正の場合)かF(誤の場合)を書き入れる。例えばこのようなものだ:日本の首都は鳥取市である。◯か?か?
このテストでは、正答する確率が五分五分だ。
2つめのタイプは、多項選択式のテストだ。これは◯?式よりも難しい。問題と複数の答えの選択肢から成る。例は次の通り:ケイツさんの誕生日はいつでしょう?―(a) 1月19日 (b) 5月24日 (c) 10月7日
可能性のある答えが3つあれば、正答する確率は33%だ(正解は5月24日!)。
3つめのタイプは、エッセー式のテストだ。これらは、学生にある問いに対して作文を書いて答えるように求める。時間が短いときもあるので、学生は速く書かないといけない。エッセーが良いアイデアでうまく構成されていれば、良い点が取れる。一例を挙げると:第二次世界大戦の原因を説明するエッセーを書きなさい。
4つめのタイプは、教科書持ち込み式のテストだ。このテストでは、学生は解答するのに役立つ本を教室に持ってきてもよい。私はかつてイギリスで、修士課程での言語学のテストで教科書持ち込み式のテストを受けたことがある。最も賢い学生は5冊本を持ってきていた。私は10冊持っていった。20冊持ってきていた学生もいた!
5つめのタイプは、自宅に持ち帰って行なうテストだ。このテストは、学生が家に持ち帰り、家で解くテストだ。たいてい、たくさん考えなければならないエッセーの質問でできている。カナダで受けた人類学の持ち帰り式のテストを今でも覚えている。金曜日の夜にテストを家に持って帰り、週末に解き、月曜日の朝に提出した。家で解いて、考える時間があり、時にはジョギングに行ったり、テレビを見たり、コーヒーを飲んだりして休憩ができるのは良かった!
6つ目のテストは口述試験だ。このテストでは、学生は特定のトピックについてスピーチをし、先生からの質問に答える。口述試験はヨーロッパではとても一般的なテストだ。母がフランスで勉強していたとき、政治学のテストで口述試験があった。学生はランダムにトピックを選び、5人の教授の前でスピーチをした。これがどんなにストレスフルか想像できると思う。母のクラスメートの一人は、あまりにも緊張し過ぎて気を失い、病院に運ばれてしまった!
テストの未来はどうなるだろう? 全てコンピューターによる試験になるだろうか? あるいは、知識を脳にダウンロードできるようになってテストがなくなるだろうか? 時間が経ってみなければ分からない!