1月27日に発表された米国の研究によると、性や生殖、妊娠や自身の生殖に関する健康に関する基本的事実について、女性は何も知らないことが多いという。
この調査は、エール大学によって、米国各地の18〜40歳の女性1,000人を対象にオンライン上で実施された。
「Fertility and Sterility(生殖能力と不妊)」誌に掲載された調査結果によると、妊娠の可能性を高めるには排卵後ではなく排卵前にセックスをする必要があると知っている人は全体の10%にとどまった。
体位によって妊娠の確率が高まると考えている人は全体の3分の1以上だった。
卵巣では常に新しい卵子が作られていると考えている人は全体の約40%に上った。
「こうした誤解は特に懸念すべきことであり、女性の出産がますます遅れている社会においてはとりわけそうである」と、エール大学の産科、婦人科、生殖科学の助教授であり(研究論文の)共同執筆者、ルブナ・パル氏は述べた。
30%の女性が、女性の健康の検診に行ったことがないか、あるいは行ったことはあっても年に1度よりも少ないと回答した。
5人に1人が、高齢になるにしたがって流産や不妊、胎児の異常を招く可能性が高まることを知らなかった。