印刷用に全て表示小さなトゥンガラガエルの夕暮れ時のセレナーデは、彼の結婚希望者を招き寄せるが、天敵も引き付けてしまうと、研究者たちは1月23日に発表した。
中南米で見られるトゥンガラガエルは、浅い池にとまり、独特の求愛の鳴き声を上げることで雌を探し求める。口の下にある大きな鳴嚢(めいのう)が、鳴き声に合わせて膨らんだり縮んだりして、水面に波紋を生じさせる。
米国、オランダ、パナマの研究者たちの発見によると、コウモリは生来備わっている音波探知能力を使って、暗闇でも池の波紋によってカエルを発見するという。