インドの政治家は1月27日、抗議を始めてわずか数時間後にハンストを取りやめ、観測筋によると記録的に短い断食であるとして嘲笑を招いた。
Vinod Kumar Binny氏は当初、庶民党から除名されたことに抗議して4日間食べ物を拒否すると述べた。庶民党は、12月の州選挙以来、デリーの地方政府を支配している。
Binny氏は、朝食を食べた後でハンストを開始したが、ティータイムまでに、以前に約2週間断食したことのある反汚職を掲げるベテランの活動家ハンナ・ハザレ氏の助言を受けて、断食を取りやめると発表した。
この発表は、すぐさまツイッター上で嘲笑を引き起こした。
「Vinod Kumar Binny、ハンストの最短記録を更新」と、ニュースチャンネル『ヘッドラインズ・トゥデイ』の副編集長が書いた。
その仲間のジャーナリストWaseem Mushtaq氏は、Binny氏は「断食の歴史の中で最短の断食」の賞を受けるに値するとツイッターでつぶやいた。
Binny氏は、12月にデリーの議会における議席を獲得した庶民党の28人のメンバーの一人だった。
しかし、同氏は後に、州政府における官僚のポストを得られず、現在デリーの州首相を務めるArvind Kejriwal党首と不仲になった。