マイクロソフトは2月4日、モバイルの未来に向けて自社を刷新し、インド出身のサトヤ・ナデラ氏をCEOに指名し、創業者のビル・ゲイツ氏は会長の肩書きを手放してより現場と関わる役割を担う。ゲイツ氏は、取締役会において「創業者、また技術的なアドバイザーとしてより多くの時間を会社に捧げる」と、同社は発表。このテクノロジー大手(マイクロソフトのこと)で3番目のCEOとなるナデラ氏(46)はこれまで、クラウドとエンタープライズ担当の執行副社長を務めてきた。
こうした動きは、アップルやグーグルなどの競合企業に押されているマイクロソフトが従来のパソコンからモバイル機器への移行を目指す中で行なわれた。