ベルギーの議員らは2月13日、同国の安楽死に関する法律を18歳未満の子供に拡大することを圧倒的多数で可決した。
この法律によって、激しい痛みのある末期疾患の子供は、医師によって死を与えられるよう頼むことができる。その際、両親が同意し、精神科医または心理学者によって、その選択の意味するところを認識していると認められることが条件となる。
これは、国民から幅広い支持を得たが、小児科医やローマカトリック教会の聖職者の中には反対もあった。
2002年に可決されたベルギーの安楽死法はこれまで、法律上の成人だけに適用されていた。