10歳のノルウェー人の男児が、幼児の妹を家族の車に乗せて無謀なドライブをし、雪の積もった側溝にはまって、成長の止まった大人のふりをしていたと、警察とメディアのニュースが2月12日の発表した。
警察によると、この子どもらは、祖母の家に向かって約10キロ走行し、除雪車の運転手が、ノルウェー南部の静かな田舎道の側溝にオートマチック車がはまっているのを発見したという。
「これは思い付きで起こったようだ。彼は夜に目覚め、妹も目を覚ましていて、彼女をドライブに連れて行こうと決意した」と地元の警察官は述べた。
ノルウェーの日刊紙『Dagbladet』によると、この少年は除雪車の運転手に対し、約30キロ離れた祖母の家に行く途中だと話したという。
彼はその後、別の除雪車の運転手に対し、自分は成長の止まった大人であり、免許証を取りに家に戻ろうと急なUターンをして結局溝にはまったと話した。
この男児と、シートベルトをせずに助手席に座っていた生後18ヵ月の妹にけがはなく、発見されたときに元気な様子だった。