沖縄は初の鉄道整備計画を具体化するため、2014年度に専門家から成る委員会を立ち上げる。
沖縄は那覇のモノレールを除いて鉄道がない唯一の県だ。鉄道がない中で自動車が主な交通手段であり、そのため、ひどい交通渋滞が日常生活の一部になっている。
沖縄には軽便鉄道がかつてあったが、第二次世界大戦の終わり頃に沖縄で起こった激しい戦いで破壊されてしまった。
沖縄県庁は、乗客が沖縄島南部の那覇と北部の名護を1時間で移動できる69kmの鉄道を敷く計画だ。これには、宜野湾市の普天間米海軍基地によって占拠されている土地に基地移設の後に駅を建設する計画も含まれている。