東京都内の図書館でアンネ・フランクの『アンネの日記』や関連する書籍が破られているのが数百冊見つかったと、図書館職員が2月21日に発表した。
1月から少なくとも265冊に損害があったと31の図書館で報告されている。
ある図書館では、ホロコーストの間にアムステルダムに住んでいたそのユダヤ人の少女が書いた日記(アンネの日記のこと)が自由に閲覧できる書棚に置いている間に何冊も破られたようだと述べている。
アメリカにあるユダヤ人の人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターは、「この破壊行動に対して衝撃と深い懸念」を示した。