印刷用に全て表示ホウレンソウに隠れた天然化合物が食事の合間の食欲を抑制し、肥満の防止に役立つ可能性があることが示されたと、スウェーデンの科学者が3月10日に発表した。ルンド大学で食欲調整を専門とするシャロッテ・アーランソン・アルバートソン教授は、消化の速度を落とし、空腹の苦しみを軽減する方法を探している際に、チラコイドとして知られるこの化合物を発見した。同大学の声明によると、この化合物は加工食品に対しては異なった働き方をする。加工食品は腸の上部でのみ消化される傾向があり、満腹を感じさせる重要なホルモンが脳に放出されるのを抑制するという。