安倍晋三首相と韓国の朴槿惠大統領は3月25日、初の公式な会談を行なった。米国のバラク・オバマ大統領と共に北朝鮮に関する3国間の政策合意を形成する中、両国は厄介な2国間の問題は避けた。
日本の政府高官によると、これらの3カ国は、北朝鮮の核プログラムに対処し、この問題に関して中国のさらなる支援を求めることにおいて密接に連携することを合意したという。
「北朝鮮や北東アジアの(その他の)安全保障の問題に関して3国が協力し、密接に連携することを合意したのは有意義なことだった」と安倍首相は、オランダのハーグで米国の呼び掛けで行なわれた3国間会談の後で報道陣に述べた。
朴大統領は、北朝鮮の核問題は「地域の平和と安定に対する深刻な脅威」を引き起こしており、韓国、米国、日本を含む国際コミュニティーが団結した対応を作り出すことが非常に重要だと述べた。
代表取材によると、米国大統領は、日本と韓国の両方の安全保障に対し米国が関与することは「揺るぎない」と話したという。
この3国間会談は、日本と韓国の首脳がそれぞれ2012年12月と2013年2月に就任して以来、安倍首相と朴大統領の初めての公式会談となった。