北朝鮮の金正恩第一書記に対して恐れを感じる人もいるだろうが、北朝鮮政府のこの絶対的指導者に極めて似ている中国人の屋台商人の写真はオンライン上で笑いに火を付けている。
小太りで丸顔、そして金氏のトレードマークともいえる両脇を刈り上げた髪形の露天商人は、錆びたバーベキュー台で串刺しにした肉を調理しているところを写された。
身元は不明だが、この男性は中国北東部の瀋陽で働いている。
金氏と同じく、この行商人は首もとまでボタンのあるジャケットを好み、タバコも吸う。しかし、彼の強力なトッペルゲンガーよりもシンプルな生活を送っているようだ。
何千人もの中国人のインターネットユーザーがこの画像にコメントを付け、多くが金氏を「太っちょ三世」というニックネームで呼んだ。このニックネームは、金氏の体重と、父と祖父から受け継いだ地位を指している。
中国政府は長い間、北朝鮮政府の最も親密な同盟国だが、北朝鮮が続けている核プログラムがこの関係を冷まし、中国のソーシャルメディアユーザーたちはしばしばこの若い指導者に対して不遜な批判を行なっている。
「こいつは太っちょ三世の兄弟に間違いない。早く(北朝鮮に)送り返せ!」と、ツイッターに似たソーシャルメディアサービス、新浪微博(Sina Weibo)の一人のユーザーが投稿した。