楽天の幹部らによると、ネット商取引サイトの同社は4月1日、4月末までに鯨肉やイルカ肉の販売を全面的に停止すると出店店舗に通達したという。この新しい方針は、英国に拠点を置く環境捜査局が3月に発表した(同社を)痛烈に批判する報告書のすぐ直後に出された。この報告書は楽天に対し、出店店舗に鯨肉の販売を許していると激しく批判した。これを受けて、この慣習に反対するソーシャルメディアキャンペーンがツイッターやフェイスブックで行なわれた。楽天は、国際司法裁判所が日本に対してオーストラリア付近の南洋で捕鯨活動を中止するよう求めた翌日にこのメッセージを通達した。