マイクロソフトは3月27日、同社の人気のある「Office」ソフトウェア・パッケージのiPad端末向けバージョンを発表した。同社の新CEOが、自社の「インターネットクラウド」のスペースを拡大しようという動きを進めている中でのことだ。
マイクロソフトのサトヤ・ナデラCEOは、人々がどんな機器を好もうと同社をクラウド上で提供されるプログラムやサービスのマスターにするというビジョンを提示した。この米国のテクノロジー大手(マイクロソフトのこと)は、長年のライバルであるアップル社が製造したiPad向けのOfficeソフトウェアの発売に伴い、この目標を強調した。「本日は、マイクロソフト全体にとって、これをイノベーションへの大きなベクトルにする旅路における最初の一歩だ」とナデラCEOは話した。