ロンドンオリンピック銀メダリストの入江陵介選手は、4月13日に東京辰巳国際水泳場で開かれた第90回競泳日本選手権最終日のハイライトとなる200メートル背泳ぎ男子で新星萩野公介選手をしのぎ、王者の地位を守った。
入江選手(24)はそのレースを1分53.91秒で終え、毎年行なわれるこのトーナメント(競泳日本選手権のこと)での今大会で8回連続の王座を獲得した。
「連続での王座獲得がかかっていて、この種目は自分が最も得意な種目でした」と入江選手は語った。
萩野選手は6冠を目指してこのトーナメントに出場した。しかし2日目、100メートル背泳ぎ男子で萩野選手は2位で終わり、その目標は入江選手に阻まれた。「(大会期間の)4日間を通じて力を出しきれた気がします」と萩野選手は話した。