4月9日、フランスとドイツの研究者らは、カフェインの摂取はアルツハイマー病に対する予防効果があるという学説を裏付ける証拠を実験により発見したと述べた。
マウスにカフェインを定期的に投与したところ、アルツハイマーの患者において脳細胞の働きを妨げるタンパク質であるタウタンパク質の凝集が抑制されたという。
マウスは、10カ月間にわたり、飲み水に少量のカフェインが投与された。「カフェインを与えられたマウスは、記憶力やタウタンパク質の凝集に関して影響を受けにくかった」と、ランス国立保健医学研究所のデビッド・ブルム氏は述べた。