ソチ五輪で金メダルを獲得した19歳のフィギュアスケート選手の羽生結弦さんなど、684人と23団体が今年の春の褒章を受章したと、政府が4月28日に発表した。芸術、学術、スポーツ分野での貢献に与えられる紫綬褒章を羽生選手と共に受章したのは、女優の宮本信子さん(69)と歌舞伎役者の坂東玉三郎さん(64)だ。ソチのアルペンスキー金メダリストの狩野亮さん(28)と鈴木猛史さん(25)は、パラリンピックの選手で初めて同章の受章者となる。
昨年9月に踏切から男性を引っ張り出して救出した高村正彦さん(66)など4人と2団体が、命を救った貢献を認定する紅綬褒章を受章した。
社会奉仕活動に対して贈られる緑綬褒章は、20年以上道路の清掃を続けている関三好さん(75)などが受章した。