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2014年5月9日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
This week's OMG

New York police Twitter campaign backfires badly(p. 8)

ツイッターキャンペーンでNY市長が赤っ恥

4月22日、ニューヨーク市警は余分な屈辱を味わっていた。人々に自分とNY市警の警官の画像をツイッターで投稿するように呼び掛けた後のことである ?? その結果、警官の蛮行とされる写真が殺到することとなったのだ。

「NY市警の警官と一緒に写っている写真をお持ちですか? ツイートして、「#myNYPD」をタグ付けしてください。我々のフェイスブックページで紹介されるかもしれません」と同警察は「NY市警ニュース」のツイッターのフィードで投稿し、心地よくて低コストのPRキャンペーンを活性化することを期待した。

結果はそれとは程遠かった。

デモ参加者の逮捕を写した画像やツイートがたくさん拡散され、それには、手錠を掛けられた若い黒人女性の髪の毛を引っ張っている警官や、規則を無視した道路横断で呼び止められた84歳の老人が顔から血を流している画像など、おそらく隠しておきたいようなものも含まれていた。

デモ参加者を殴った後の警官を写した写真には、「市民と関わるNY市警。警棒を振りかざすたびに(市民の)心を変えていく」とのコメントが添えられていた。

また、広く批判されたのは、「ストップ・アンド・フリスク(警官が路上で不審者の所持品検査をすること)という悪評高いやり方であり、これは不正にマイノリティの若者をターゲットにしていると多くの人々が主張している。

NY市警は今のところ、市民の投稿を募集したものから楽しそうな写真をまだ一枚もフェイスブックページに載せていない。

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